岡山のアトリエから


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アトリエの光

 真っ青な空、くまなく照らす太陽は、かえって画面を、見づらくする。


アトリエで、絵を描く時も、そうだ。
 

たぶん空中に、水蒸気がある時のほうが、色彩が豊かに見える。
 

ここは、北窓のアトリエだ。


004.JPG


 

どちらかと言うと、落ち着いた光がはいってくる

 

北側には、テイカカズラの茂み。

 

光が強すぎる時は、かえって色が見えない。

 


今年の夏は、もう二度ほどそういう日があった。

 

タブロー上の光を、感じながら、やっと絵を描くことが、できる。

 

光の感じ方は、人によって大分違うものらしい。
 


それは、何処からやってくるのだろう。

 

それを捜すために、絵を描きながら、長い旅を、するようなものだ。


 














 

 

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